個人事業主も助成金を活用してほしい!

助成金情報サイト作成の背景

助成金情報サイト作成の背景 フリーエンジニアとしての独立を決意したものの、社会保険や税金関係などわからないことだらけだった僕は、とりあえず商工会議所の創業相談窓口に相談に行きました。窓口では社会保険労務士の資格を持っている方が、必要な手続きについて色々と丁寧に説明してくれました。疑問が解決できて帰ろうとした時にその人が、「助成金や補助金の制度はご存知ですか?」と声をかけてくれたのがきっかけで、個人事業主が使える助成金が色々あるということを知りました。

使えるものは使いたい!

僕の場合はフリーエンジニアなので店舗も特別な設備投資も必要なく、最悪向こう1年は無収入でも食べていけるだけの資金は準備していたこともあり、資金調達に関してはまったく考えていませんでした。融資を受ける気もなかったので、資金調達関係のことはまったく調べていなくて、助成金制度自体もほとんど無知でした。
ところが、社会保険労務士さんの話を聞いてみたら、それって使わないと損なんじゃないか??と思えてきたのです。元来、僕は損することが嫌いな性質で、ポイントカードや割引券もきっちり使うタイプです(笑)。使えるものを使わない、もらえるものをもらわないのは、ものすごく損な気分!使えるものは使いたい!
そんなわけで、助成金・補助金制度について俄然興味がわいて、自分でも色々と調べはじめました。

わかりにくい・・・!!

必死で調べた結果、個人事業主フリーエンジニアの僕でも使えそうな助成金がいくつかあることがわかりましたが、実はそこまで辿りつくのに大変な苦労をしました。というのも、まず数も種類もたくさんありすぎて、かつ、すべてが複雑なのです。国や地方自治体・団体などが、実に様々な助成金・補助金制度を用意していて、それぞれに申請条件も時期も異なり、ひとつひとつの内容が複雑なのです。そのため、自分に該当する助成金をピックアップすることがまず困難です。もう少し何とかならないものかと思います。

せっかく調べたからシェアしたい!

そんな大変な苦労をしつつ調べた結果、タイミング等の諸事情により僕は結局、使わなかったのですが、使える人は使った方が得だなと思う制度もいくつかありました。そこで、これから独立する人、独立して間もない人などに役に立つ情報として発信したいと思い、このサイトを作成しました。
独立にはタイミングも大切ですよね。助成金制度を利用すれば、独立時期を早められる人もいるかもしれません。また、開業当初の資金難で頭を悩ませている人や、資金不足で事業展開ができずにいる人などの突破口となる可能性もあります。お互い、活用できるものは活用して生き残りましょう!

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商工会議所の起業支援サービスを使う

起業しようと考えたときには、地域の商工会議所の創業支援サービスを利用しても良いでしょう。まず商工会議所の窓口では、創業に関しての相談を受け付けています。原則無料で、様々な分野に渡りそれぞれの専門家が、創業に関する不明点や不安についての相談を行うことができます。さらに創業支援融資として、創業を予定している者に対し、事業計画書の審査などを行った上で、提携する金融機関に融資を斡旋するといったことも行っている場合があります。創業に関するセミナーやイベント等も利用価値のあるものです。少人数のゼミ式や基本知識を教える講義式など、同じ創業予定者との情報交換のためにも出席して損はないでしょう。

起業時の自己資金はどれくらい必要か

起業する際に多くの人が悩むのが資金調達に関することです。しかし、経営時と起業時の資金調達は異なります。経営実績のない起業時は、将来の予測に基づく事業計画書を審査されることになるため、その作り込みが重要になってくるのです。事業計画書を作成した後に資金計画を立て、どれくらいの自己資本金が必要なのか割り出してみましょう。起業時に融資を受けるためには、ある程度の自己資金割合が必要になります。目安としては、事業すべてを含めて必要な資金の内、2分の1から3分の1は持っておく必要があるでしょう。まずはコツコツと自己資金を貯めることが、金融機関からの信用を築くことになると言えそうです。

申請書作成時のポイント

「技術・研究開発、サービス開発」に関わる制度の申請書を作成するには、大前提となるポイントがあります。それは日本語としてきちんと読める作文をするということ。もちろんよくポイントとされる「新規性、社会貢献性」を訴えることも重要です。しかしそれ以前に、読んでもらえる申請書でなければ意味がないのです。「文字を丁寧に書き(ワープロでの作成がベスト)、誤字脱字に注意する」「一貫性のある論理的な文章で書く」「専門用語を羅列せず、誰が読んでも理解できるように書く」「申請書の主旨を理解し、その回答となる文章を書く」など、人間が審査しているということを念頭に置いて、わかりやすい文章を書くよう心がけましょう。

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